本日飲み会でした。玄関先で携帯がなり「はやくしろよ」とせかされ、何の気なしに外へ。
八時ごろに帰ってきましたが、部屋にいつも迎えてくれるきぃちゃんがいない！
部屋中を探し回って、まさか外に！逃げたのか？と思って懐中電灯を片手に探し回るもいません。
こんなに早く別れが来るなんて．．．。
とりあえずチラシを作ろうと思いパソコンを起動。
その時「にゃー」と窓から声がしましたが明らかに、きぃちゃんの声ではありませんでした。近所の外飼いの猫君です。
「ウチの子見付けて来いよ。」猫に素で話しかけるくらいに動揺していた私はこの猫君が「にゃ」と発した返事を無視して窓を閉めました。
簡単にチラシを作って、気休めにネットで調べた皿返しの百人一首を唱えようとしたら、また猫君です。しかも勝手に窓をあけて入ってくる強引振り。いつも紳士な性格の猫君にしてはかなり大胆です。しかも足元に擦り寄ってきて、こちらを引っ張る。
こいつ、まさかほんとに見つけてきたのか？おまじないに頼ろうとしていた位ですのでこの行動に私はついていくことにしました。
しかし近所の自転車置き場で猫君はすわってしまいました。その周りを探すもきぃちゃんはいません。
そりゃそうだよなぁ。何やってんだ俺･･･。
しかし猫君が「にゃー」と鳴けばかすかに返す猫の声が！
まじか！！夜の九時過ぎなのにかなり大声で驚きました。
きぃちゃんは自転車置き場の裏側にあるアパートの四階通路にいました。ケガとかも無く安心です。
酒が残っている酔っ払いのたわごとと思ってもらっても構いません。
猫は人間の言葉を理解している。